夕方、子牛が生まれそうだったので、ワラを敷いて準備して家に帰った
8時頃・・・そろそろ生まれるかも・・と思い牛舎に行ってみる・・・と、
親はのびていた・・・でっかいお腹で・・・
「生きとるか?」と、声をかけたら、首を起こした
子の顔半分が出て、今 まさに一番えらい時・・・
「頑張れよ!」と、声をかけ 見守る
すると、頭が出でしまったので、牛舎に入り引っ張ってみる・・・でも肩でしっかり止まって、びくともしない
父ちゃんを呼ぼうと、電話しようとした時・・・親は、いきんでスル〜〜と・・・
出るかと思いきや・・・また腰のところで止まってしまった・・・
初産の牛 体も小さいから、大きな子牛を生むのは大変だ
いきみに合わせて引っ張って、ようやく生まれた大きなメス
ごくろうさま〜〜顔だけ拭いて、後は親に任せた(ちゃんとねぶってくれるかな?)
親は臭いをかいでいるが、なかなかねぶってくれない・・・
「あんたの生んだ子やで、ちゃんとねぶって世話しな!」・・・と、一生懸命お願いする
そして何とかなめ始めた・・・(やれやれ・・・)
ちょっと興奮気味の親、初めてのことにとまどっている・・・
子牛が動くたび・・・いちいちビクついている そして、角を当ててみたりしている
気持ちは分かるよ・・・でも、落ち着いて愛情育んで欲しい・・・
可愛い子牛の為なら、出ないお乳を吸われ痛くても我慢できよう・・・
と、私は思っていた・・・ が、10時過ぎ父ちゃんが見に行って・・・
「つついたり、蹴ったりして飲ませんで、ミルクを飲ませるぞ!」と、言う・・・
朝で良いやん・・・と、私は思った・・・が、仕方ないので、飲ませに行く
(もう、寝よう・・と、思っとったのに・・・)
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