
私は、田舎の小学校に勤めている教師です。名前は、「ことこと」です。
毎日、子どもたちに囲まれて、楽しく生活しています。
パソコンなどのICTを活用しての授業が得意で、授業に利用しています。でも、ICTを活用しての授業には、欠点があります。それは、準備に時間がかかることです。もちろん、教室にプロジェクターが常時設置してあり、パソコンもいつでも使えるようにスイッチがONになっていて、しかも、インターネットが使えれば申し分なしです。それと、スクリーンもいつでも使えるようになっていれば良いですね。でも、そんな環境になっている普通教室は、まずないでしょうね。
授業の前の短い休み時間に、あくせくと準備する。したがって、子どもの話しかけてくる言葉にも、適当に返事しているのが現状です。
先日、野口芳宏先生から紙芝居の教育的な効果についてお話を伺う機会がありました。早速、学校の図書室の隅に積まれていた紙芝居を出してきて、朝の会に上演したところ、とても好評で子どもたちの眼の輝きや、集中力に驚かされました。これは、学級活動や短学活、道徳の時間、教科の授業に手軽に利用でき、効果のある視聴覚教材かも知れないと考えています。
朝の会などの短学活での活用
朝読書を取り入れている学校が沢山あります。自分で読む時間も大切ですが、たまには、教師の絵本の読み聞かせ や紙芝居は、どうでしょうか。特に、低学年や保育園児には、良いかもしれません。
紙芝居は、市町村の図書館に貸し出し用が沢山あります。(実践へ)
学級活動での活用
安全指導や性教育に使えそうです。(実践へ)
道徳の時間での活用
道徳の時間の導入に使えそうです。また、教師の説話の代わりに紙芝居を使うのも良いかもしれません。(実践へ)
教科の授業での活用
教科の授業には、パソコンや書画カメラを良く使いますが、紙芝居は使えないかな(実践へ)
こんな活用もできますよ
子どもたちに、紙芝居の作り方を教えたらどうでしょう。それを、園児の前で演じる。家庭科の授業で使えそうです。(実践へ)
お年寄りとの交流に、利用したらどうでしょうか。総合学習・福祉活動に利用できそうです。(実践へ)
園児や小学校の児童だけでなく、高齢者の方にも喜んでいただける紙芝居があるのではないでしょうか。(実践へ)

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