写真帳・9

9-1 ウソ

たぶん「ウソ」という野鳥です。
何年か前に撮った写真ですが、名前が分からなかったので、そのままになっていました。
この辺ではあまり見かけませんが、渡り鳥のようです。

ウソは漢字で「鷽」と書き、「学」の旧字の「學」に似ていることから、学問の神「天神様の使い」とされたらしい。
これは嘘ではありません。
9-2 テン

朝、前の道を通る通勤の車が何かを避けて走っていた。
見に行くと動物が死んでおり、そのままにしておくと危ないし、道も汚れるのでどかしました。
テンなのかイタチなのかわかりませんが、 綺麗な毛並みと鋭い牙が印象的でした。

こういった野生の動物は、足跡とか、穴とか、樹の実の歯型とかでその存在を推測は出来るのですが、実際の姿を見る事はほとんど無く、とりわけ写真に撮れる時は、こうゆう時しかありません。
9-3 枇杷

私は枇杷に、なぜだか深い安心感を感じます。
その色、形、大きさ、手触り、味、そして名前。
何故かと考えてみた時、幼い時に聞いた「ゆりかごの歌」が関係している様な気がします。
いつか、枇杷の木の下でハンモックで寝てみたい。

「枇杷」の名前は楽器の「琵琶」から、形が似てるので付いたそうです。私は逆だと思っていたので、調べてみて以外でした。
9-4 リスのえさ台

前の山に「リス」がいるらしく、妻や子供が栗の木の枝を走るのを何度か見たと言っていた。しかし、やはり野生の動物、私は長い間見るチャンスが無かった。
ところがある日、ついにこの桜の木の根元でチョロチョロ走るリスらしき小動物を見かけた。
なんとかじっくり見る為に、えさ台を作り観察を始めました。最初のひと月程は何の変化も有りませんでしたが、その後えさ台の栗やクルミが無くなるようになりました。まだ「リス」と決まったわけではないですが、何かがいます。
9-5 林檎

いろいろな果樹を植えましたが、りんごはなかなかうまく育たず、いつも一二年で枯れてしまいました。
今回ようやく3個程実を付けました。 しかし、台風で木が倒れ掛かり現在添え木をして支えていますが、心配です。

りんごから連想されるのは、遠足、風邪、白雪姫、青森・長野、丸かじり、、、。
還暦が近い今日この頃、歯が心配で丸かじり出来ないのが悲しい。
9-6 カモシカ

以前に比べ、カモシカを見かける事が多くなった。
運動の為にと歩いていると、山側でガサガサと音がして、見上げると目が合ったり又、道を横断して隣の空き地の草を食べに来たり、川の浅瀬を移動したりしている。

川から上がる階段の上に果樹を植えている場所があり、せっかく植えた枇杷の苗木の葉っぱを二度食べられてしまった。他にも木が有るのに、枇杷の葉だけ食べていった。なんで枇杷なんだろう?
9-7 カリン

初めてカリンの実が生ったものの、そのままでは食べられないので「カリン酒」にしたり、風呂に浮かべて香りを楽しんだりした。
カリンは「借りん」に通じて、樫(貸し)と共に縁起の良い木とされ、家の周りに植えておけば商売繁盛に良いとされるらしい。

カリンと言えば、ドラゴンボールのカリン様が連想されます。「ドラゴンボール」って面白かったな、初期のシリーズを再放送してくれないかなー。
9-8 干し柿作り

干し柿を作ろうと思い、渋柿の木を植えました。
なんだか、加工した物が造りたいという欲求が私の心の隅に有る様です。

しかしこの干し柿作り、二年目ですが上手く作れません。
日当たりが悪いせいか、なかなか表面が乾燥せずカビの様な物が付いてしまいます。
桃・栗三年、柿八年っていうから気長に待とう。
あれ!ちょっと違ったかな。
(わざとらしい落ちで、どーもすいません)
9-9 ミサゴ?

裏山の木の枝に、あまり見かけない鳥がとまっていた。
大型の鳥で、頭と胸が白かった。
オオタカに似ていたけれど目の周りに黒っぽい模様の様なものが見えた。

調べて一番近い鳥が「ミサゴ」だった。
でも、ミサゴは海で魚を捕食している鳥らしかった。
迷子ならぬ迷鳥かな?
9-10 オシドリ

店の裏には川が流れ、その向こうに山が有ります。
暇な時にボーッと眺めています。




前へ  次へ


前に戻る