奇跡!坂本龍一さん ご来店
世界の坂本龍一さんが、白草に来られた理由

あの世界的な音楽家である『坂本龍一さん』が、わざわざ ニューヨークから白草の「鶏ちゃん」を食べに来られた・・・はずは、ありません。


坂本龍一さんは御存じのとおり、世界的に有名なミュージシャンですが、その一方自然保護にも熱心に取り組んでいらっしゃいます。
その活動の一つに森林の保全があり、自ら立ち上げた「モア・ツゥリーズ」(もっと木を)という団体の代表をなさっています。
モア・ツゥリーズの中心的な活動に、「健全な森作り」と、そして「その森の木の流通による森林環境への還元」があります。
そこで、全国の自治体や生産者と協力関係を作り、積極的に推進されています。
そんな中、今回、岐阜県と東白川森林組合もその活動の輪に入る事となり、協定の締結と現地視察に来村されました。


      詳しくは「モア・ツゥリーズ」のホームページへ

岐阜県 古田肇知事と協定締結

東白川森林組合
加子母森林組合と協定締結

東白川村「モア・ツゥリーズの森」の現地視察
          
         奇跡のご来店の経緯

来店される一か月程前、森林組合の担当者の方から昼食時の貸切の予約を頂きました。
内容を聞いてビックリ、村には立派なお店が何軒も有るのに何でこんな小汚い小さな店を選ばれたのか見当が付きませんでした。

後日、打ち合わせの時にスケジュール表を見せてもらいましたが、前日の食事は昼も夜も超一流の料理旅館ばかりでした。
そこできっと、岐阜県の山間部の庶民的な郷土料理の一つとして、食べるというより体験してもらうといった意味合いで選ばれたのだと思いました。

当日は予定時間が遅れ気味らしく、到着されてすぐに食べられるように森林組合の若い方が数人前もって来られ、携帯電話で連絡を取りながら焼き始められました。
到着された御一行様は約20人で、「モア・ツゥリーズ」の関係者が数名、「県庁」の関係者が数名、「森林組合」の関係者が10名程で、皆さん同じ鶏ちゃん定食を食べて頂きました。
驚いた事は、お支払いが各グループ別々で、各々領収書をお書きしました。当り前の事なのでしょうが、そんなことにも感心してしまいました。

今回、坂本龍一さんは社会活動団体の代表者として行動されていますので、写真を撮らせてもらったり、ましてサイン等をお願いすることは場違いであり慎まなくてはと、半ばあきらめていましたら、森林組合の方がマネージャーさんに頼んで下さり、一緒に写真を撮り、サインも頂けました。
その時、同行していらっしゃったカメラマンと思われる方が親切にも私のカメラで撮って下さいました。

その後、サインをして下さったのですが、この時私は大変失礼なミスを犯してしまいました。
それはサイン色紙とペンをテーブルの上に置いていたのですが、色紙を包装の袋から出さずそのままにしていました。
袋の中には三枚の色紙が入っており、一枚お願いするはずだったのに私が気が付かない間に残りの二枚にもタメ書きを除き、サインと日付を書いて下さっていました。
一枚だけでも非常識ではないかと葛藤していたのに、大変失礼な事をしてしまい恐縮していましたら、森林組合の担当者の方が、それではそれを私達に頂けたら光栄ですとホローして下さり、少し肩の荷が降りました。



みなさん、是非一度『モア・ツゥリーズ』のホームページを、ご覧下さい。



     森と向き合う人々in岐阜-YouTube  
 
 
 


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