生活科「あきまつりをたのしもう」
          1年生での実践        岐阜県 島倉 誠

ねらい:秋まつりを楽しくするために、みこし作りを通して、友達や自分の工夫してあるところや直すと良いところに気づき、アドバイスをしながら、みんなで協力し・工夫しながら作業を進めることができる。

1年生の子ども24人での実践です。
6つの生活班を分けて、3つのグループを作りました。グループごとにおみこしを作り、生活科の発表会で、自分たちが作ったみこしを担ぎました。
完成したみこしは、次の3基です。

屋根の部分は、教師が作成しました。また、担ぎ棒・台座も教師が作りました。
したがって、子どもたちは、屋根と本体と台座をボンドでくっつけることと、屋根や本体、台座のデザインを工夫しました。

○屋根を作る。
 材料は、ダンボールです。電気屋さんやスーパーなどでダンボールをもらってきました。一番良いのは、タバコの入っているダンボールです。近所のタバコ屋さんから大量にいただきました。丈夫で耐水に優れているそうです。
材料を集めたら、製作です。ダンボールを次のような大きさに切り取りました。
屋根の上面と下面の間に支柱(これもダンボールで)を入れておくと、丈夫です。
それぞれの、部品を内側から布ガムテープで止めました。

○本体をつくる。
 材料は、みかん箱のような箱をつかう。
○台座をつくる。
 台座の材料もダンボールです。タバコの入っていたダンボールを切って作りました。
○担ぎ棒
 ホームセンターで、材料を購入。 3センチ角で長さが180センチぐらいの木材を2本。
 白布ガムテープと赤布ガムテープを購入。
 角材の面取りを少しおこない、担いだときに痛くないようにしておくと良い。その角材に、白布テープを巻く。その上から、赤布ガムテープを下の白布ガムテープが見えるように巻く。

屋根と本体、台座をボンドで接着します
紙を貼ったり、絵の具を塗ったり、折り紙を貼り付けたりしてみこしのデザインを決めます。
100円ショップでモールを買ってきたり、大き目の鈴を買ってきたりして飾りました。
屋根の上には、カレンダーの紙を利用して作った折鶴が飾ってあります。

担ぎ棒とみこしは、秋祭りの前日にくっつける。(棒が邪魔で作業がやりにくいから)
台座(ダンボール)の底に穴を片側4箇所開け、担ぎ棒と台座を結束テープで止める。このとき、台座の上に薄い板(幅3センチほど)を置いて、担ぎ棒・台座の底面・薄い板の3つを同時に止めるとみこしを多少乱暴に担いでも、台座のダンボールが破れない。






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